犬と戯れたり植物と戯れたり漫画を描いたり

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「歌仙兼定〜細川忠興とガラシャ〜」
真田丸で盛り上がる中、細川忠興その所有刀、
そして細川ガラシャの漫画を描きました。


8/29発売 まんがグリム童話
「歌仙兼定〜細川忠興とガラシャ〜」24P



よろしくお願いいたします!

以下雑記↓




初めての歴史物で、史実と脚色のバランスがつかめず、
お話を組み立てるのがものすごく難しかったです…!!
特に、忠興公は筆まめで書状がわんさと残っている上、
細川家記などで出来事が日付入りで記録されているので、
「こうやったら盛り上がるんじゃ!?」→その時大阪にはいませーん
「この人とこの人が会ってたってことに!」→その頃既に死んでまーす
みたいにオリジナルのときにはない縛りがあって、
しかも実際のエピソード一つ一つが強烈なので
あまり資料を読みすぎると史実に引きずられて……
という感じで、悪戦苦闘。
実在の人物が登場する歴史物を描いてる作家さんは
本当にすごいなと思いました。

特に私はその辺の細かい約束事とか、史実にものすごく発想を縛られがちなので、
「さ、月代じゃなきゃだめかな…!?」
「実際の動機なんてそもそもわかんないよね!!?」
「この頃既に老人だよ…!!」
「というかそもそも史実じゃない!!」
etcetcでパニックになってしまい、
友人たちや担当さんに
「自由に書いても大丈夫だよ!ほらこの先生のこの作品とか…」
ってアドバイスもらったり、
何度も話を聞いてもらってネームを作りました。

本当にありがとうございました!!


最初に「刀の漫画描きませんか〜〜」と執筆の依頼をもらったときには
「◯◯さんが歌仙兼定好きだから〜」くらいで
チョイスにそこまで深い意味があったわけではなかったのですが、
ちょうど執筆&公開の頃に永青文庫で実物の歌仙兼定が展示されていたり、
永青文庫近くの母校の図書館に忠興の直筆書状が保存されていたり
蔵書が多かったりで資料がものすごく探しやすかったこと、
原稿を手伝ってくれたいわさきさんが熊本出身で
のちに忠興が隠居した八代城址に何度も遊びに行っていたこと、
作画にあたって茶室のことを伺ったいわさきさんのお母様の
お茶の師匠さんが忠興の茶室で実際に茶席を体験なさっていたこと、
さらに、雑誌発売前日の「真田丸」で
細川忠興・ガラシャ夫妻がキーパーソンだったり…と
色んな偶然がいくつも重なって、
「なんか…これはすごく頑張った方がいいのでは…!!?(^o^;)」
という気になってしまい、
いつもより少し思い入れのあるお話になりました。
(基本、どの漫画も思い入れは強いのですが…!)

あと、自宅のクーラーが全く効かないこともあって
細川家の元お屋敷である新江戸川公園・松聲閣の和室をお借りして
細川家のお庭を見ながら作画しました^^
(忠興とガラシャが住んでいたわけではないのですが、
 見事な大名屋敷の庭園でものすごく癒されました)

「まんがグリム童話」をお見かけの際は
ぜひよろしくお願いいたします!m(_ _*)m


「わーーーん、ここはページの都合で…!」とか
「話上の辻褄合わせで…!」とかがたくさんあるので、
本当は細かく注釈を付けたいのですが、
本ッ当に膨大になるので
日をあたらめてにします(笑)

モリヲの言い訳にご興味がありましたら
またブログを覗いてみてください〜





《参考文献》■特に参考にしたもの

■大名列伝 武功篇下/人物往来社(1967)
■愛と信仰に生きた細川ガラシャ展 パンフレット/毎日新聞社(1982)
■歌仙兼定登場 パンフレット/永青文庫(2016)
■細川家の700年 永青文庫の至宝/新潮社(2008)
■日本刀を嗜む〜日本刀の歴史、鑑賞、購入、手入れ〜/ナツメ社(2016)

細川三代~幽斎・三斎・忠利~/藤原書店
江戸城の宮廷政治〜熊本藩細川忠興・忠利父子の往復書状〜/講談社
細川ガラシャのすべて/新人物往来社(1994)
信仰を貫いた戦国の貴婦人・細川ガラシャ(絵本)/ミネルヴァ書房
マナペディア戦国武将55(絵本)/講談社
武将・剣豪と日本刀/洋泉社
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