犬と戯れたり植物と戯れたり漫画を描いたり

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時に、残月、光冷ややかに、
短編小説とか、詩が好き。
そんなわけで、中島淳の「山月記」。

教科書に載ってたから知らない人はあまりいないと思うけど、
ある日突然「ばーかばーかみんな死ね!」って感じで森に猛ダッシュ。
ふと気付いたらどういうわけか人食い虎になっちゃってた元エリート公務員の話。
(本当は詩人になりたかったけど才能+αが足りなくて発狂→出奔)

もやもやしてるときに読むと「頑張んなきゃ…」と思えるので
時々引っ張りだして読みます。ちなみに私が持っているのは新潮文庫版。
以下引用。※好きなところだけ抜いたり、漢字を平易にしています。



「己は詩によって名を成そうと思いながら、進んで師に就いたり、求めて師友と交わって
切磋琢磨に努めたりすることをしなかった。かといって、又、己は俗物の間に伍することも
潔しとしなかった。ともに、我が臆病な自尊心と、尊大な羞恥心の所為である。」

「己の珠に非ざることをおそれるが故に、敢えて刻苦して磨こうともせず、
又、己の珠なるべきを半ば信ずるが故に、碌々として瓦に伍することもできなかった。」

「人間は誰でも猛獣使いであり、その猛獣に当たるのが各人の性情だという。
己の場合、この尊大な羞恥心が猛獣だった。虎だったのだ。
これが己を損い、妻子を苦しめ、友人を傷つけ、果ては己の外形をかくの如く、
内心にふさわしいものに変えてしまったのだ。」

「今思えば、全く、己は、己のもっていた僅かばかりの才能を空費してしまったわけだ。
人生は何事をも為さぬには余りに長いが、何事かを為すには余りに短いなどと口先ばかりの
警句を弄しながら、事実は、才能の不足を暴露するかもしれないとの卑怯な危惧と、
刻苦を厭う怠惰とが己の凡てだったのだ。」






ギャーーーー!!!!!!



いつも拍手ありがとうございます!
ゴリゴリ下書きしてますワーイ。
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